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今回は、【アニメ】推しの子の見どころ・あらすじをご紹介します。
「推しの子」とは…
「かぐや様は告らせたい」で知られる赤坂アカが原作を、横槍メンゴが作画を手掛け誕生した漫画「推しの子」。
2020年より「週刊ヤングジャンプ」にて連載がスタート。
可愛らしいイラストに反して、芸能界を軸にダークかつサスペンスな要素をふんだんに盛り込みながらストーリーが展開される本作。
他の漫画にはない斬新で攻めたストーリー設定や予測不能な物語が大きな話題を呼び、性別・年齢を問わず幅広いユーザーに中毒者を続出させ、社会現象になるほどのブームを巻き起こした。
コミックスはすでに14巻発売されており、現在でのコミックスの累計売り上げは1,500万部を突破（2024年1月現在）。
その勢いはとどまることを知らず、アニメ化だけではなく2024年の冬にはAmazonPrimeVideoにてドラマシリーズの独占配信が決定しており、同時に映画の劇場公開も決定している。
今回はそんな大人気アニメ「推しの子」のあらすじなどの要点をまとめていきます。
推しの子：あらすじ
ある田舎町で産婦人科医を務めるゴロー。
病院で出会ったさりなという少女の影響で筋金入りのアイドルオタクとなっていた彼の元に、ある日突然推しで活動休止中のアイドル、星野アイが患者として訪れる。
なんとアイのお腹には双子の赤ちゃんがおり、まさかの事態に受け止めきれず困惑するゴロー。
しかし、元気な子供を産んでその事実を隠しながらプロのアイドルとして活躍すると固い決意を持つアイのプロ魂に心動かされ、彼女の極秘出産に協力することに。
そしてついにアイの出産日を迎えるが、ゴローはアイのストーカーに刺されてしまう。
目が覚めると彼の目の前には自分を抱き抱えるアイの姿が。
星野愛久愛海（通称・アクア）として転生を果たしたゴローの隣には、彼の双子の妹である星野瑠美衣（通称・ルビー）もいた。
彼女もまたゴローの患者・さりなが生まれた変わった姿で、お互いに後に生まれ変わる前の記憶を持っていることを知るが、前世での間柄については知る由もない。
そんな二人は推しの元ですくすくと育ち、アイも一流のアイドルとして飛躍し、東京ドームでの公演が実現できるほどに活躍を果たす。
順風満帆に見えた最中に、アイは子供たち二人の前でストーカーに刺されて命を落としてしまう。
この殺人が起きた裏には他に黒幕がいると考え、それは実父ではないかと推測するアクア。
実父は芸能界にいる可能性が高いと考えたアクアは復讐を決意する。
そんなアクアは芸能界に近づくことを目的に、以前アイと共に出演した映画の監督を務めていた五反田泰志の元を尋ねる。
映画の制作現場で手伝いをしながらアクアは陽東高校の一般科へ、そして妹のルビーも同校の芸能界へ共に進学すると、二人は高校で幼少期に子役として一世を風靡していた有馬かなと再会する。
アクアの俳優としての才能を見出していたかなは彼を誘い、ドラマで共演を果たす。
その出来事をきっかけにアクアは業界の内外から注目を浴び、やがて恋愛リアリティショーにも出演。
見事芸能界へ潜り込んでいくことになるが…
推しの子見どころ
どこにでもいそうな平凡なアイドルオタク・ゴローが推しの子供に転生し、母親であり推しのアイドル・星野アイの無念を晴らそうとする復讐劇を軸に物語が展開される「推しの子」。
そんな本作には様々な見どころがある。
まず一つ目として挙げられるのは、他の漫画にはない斬新な設定と予測不能なストーリー展開。
本作が漫画やアニメとして走り出した当初、初見のアニメファンからは「推しの子」というタイトルから予想される通り、「推しであるアイドルの話」「芸能界の話」と予想する声も多かった。
しかし、本作は推しであるアイドルの存在は残しつつも、推しの子（ども）の生まれ変わりという流行りの「転生要素」を取り込みながら展開される。
今までありそうでなかった斬新な設定は、多くの人の注目を集めている。
また、単なる「転生後の物語」を描くのではなく、天才アイドル・星野アイが殺されたことをきっかけにアイの子供として転生したアクアが、復讐を果たそうと芸能界に身を投じていくサスペンス要素がふんだんに盛り込まれているところも大きな魅力。
アイを殺した本当の黒幕はいったい誰なのか。
目を釘付けにさせる、誰も予想できないストーリー展開も必見だ。
さらに注目を集めている要素として挙げられるのが、芸能界の闇に容赦なく切り込んだ内容。
本作の物語で描かれるのは、映画制作の現場や恋愛リアリティーショー、2.5次元舞台など様々なエンタメ業界のリアルな「現場」。
恋愛リアリティーショー編では、あるトラブルにより世間から大きなバッシングを浴び追い詰められていく出演者の様子や、アクアが人気原作の舞台作品への出演が決まるも、スタッフ間でトラブルが発生する様子などが描かれる。
華やかな芸能界の裏に隠されたあらゆる事情や仕組みも包み隠さず描く本作。
ハラハラする物語に手に汗握り、知られざるその舞台裏に関心が高まる内容も詰め込まれている。
そして何より、アクアを中心として展開される恋愛的要素も大きな見どころとして欠かせない。
アクアが高校に進学し再会を果たす、元・天才子役として知られる有馬かな。
有馬が子役時代に一度出会っていた二人。
彼の類まれな演技力や存在が未だ脳裏に焼きつき、有馬にとってアクアは特別な存在だった。
この再会を機に、有馬は再びアクアをどこか意識するように。
そんな有馬の変化していく表情も注目だ。
さらにアクアに淡い恋心を抱く人物がもう一人。
「恋愛リアリティーショー編」に登場する女優、黒川あかね。
恋愛リアリティーショーへの出演をきっかけに二人は出会うが、番組の放送中にあるアクシデントが発生。
黒川は心に傷を負い、追い込まれていくが、彼女を心配したアクアが手助けやフォローを行ったことで想いを寄せるようになる。
さらに「2.5次元舞台編」では有馬・黒川・アクアが共演。
有馬と黒川はアクアを取り合う役どころを演じ、その裏で関係性がどう発展していくかも見どころの一つ。
主な登場人物紹介
推しの子に登場する主な登場人物は以下の通り。
天才的なアイドル星野 アイ
ゴローやさりなが推すアイドルで、「B小町」のセンターを担当。
双子の赤ちゃんを身籠るが、ファンを失望させぬよう誰にもバレずに子供を産み、一流のアイドルを目指したいという高い志の持ち主。
アクアとルビーを極秘出産した後もすぐに仕事に復帰。
その後はアイドルとして頭角を現していくが、ある日アイに子供がいると知り逆上したファンのストーカーに刺されて命を落とす。
星野 愛久愛海（通称・アクア）
前世では病院で産婦人科医を務め、双子の子供を身籠ったアイの主治医だった。
アイの出産当日に何者かに殺され命を落とした後、アイの息子である星野愛久愛海＝アクアに転生。
転生後はアイの元で幸せな日々を送っていたが、ストーカーに殺されたアイの無念を晴らそうと復讐を誓う。
常に冷静沈着で、何事にも動じないポーカーフェイスが特徴的なアクア。
医者であった前世の知識を現世でも持ち合わせていることから偏差値も高い。
星野 瑠美衣（通称・ルビー）
母アイの姿に憧れアイドルを目指す、星野 瑠美衣（通称・ルビー）
前世ではゴローが働く病院に入院していた患者さりなだったが、現世ではアイの娘・ルビーに転生。
転生前は熱狂的なアイのファンをしていたが、現世でもオタク気質は健在。
親譲りの高い演技力を持ち、随所でその才能を発揮することも。
天真爛漫で明るい性格だが、人に対する好き嫌いが激しい一面もある。
感じたことをすぐ口に出してしまうような不器用さも兼ね備えている。
以上が主な人物紹介。
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