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ブックオフが閉店ラッシュ、原因は架空買取?

皆さん、ブックオフは行った事はありますか?

本やCD、ゲーム、おもちゃなど沢山の物が売っていて行くだけでワクワクしますよね。

しかし今、ブックオフが閉店ラッシュが始まるようです。

今回は閉店ラッシュの原因についてご紹介します。

目次

ブックオフとは?

ブックオフ(BOOKOFF)は、日本の大手リユースショップで、主に中古の本、CD、DVD、ゲームソフト、家電、アパレルなどの販売と買取を行っています。

1991年に神奈川県で創業し、現在は全国および海外にも店舗を展開しています。

ブックオフは特に書籍のリユースで知られており、手軽に中古本を購入したり、不要な本を売却できる場所として、多くの消費者に利用されています。

商品に新しい価値を考えることを目指しています。

また、最近ではアパレルや家電、ホビー商品など、書籍以外の商品にも力を入れております、当面はリユース商品を買取販売しているようです。

さらに、ECサイトやオンラインサービスを強化しており、宅配買取やオンライン販売の利用が増加しています。これにより、店舗に足を向けなくてもサービスを利用できるようになり、デジタルシフトの流れに対応しています。

ブックオフは市場リユースをリードし続けており、リサイクル業界でも重要なプレイヤーとしての地位を確立しています。

閉店される店舗

2024年10月13日に「阿佐ヶ谷南店」の閉店からはじまり、10月20日には「新高円寺駅店」「学芸大学駅前店」が同時に閉店することが決まっています。

また千葉で、10月20日に「行徳駅前店」の閉店、埼玉県の「草加店」も閉店予定となっており、都内周辺を始め沢山のブックオフの店舗が閉店する予定になっています。

不正買取について

まずは、ブックオフの不正買取についてご紹介します。

ブックオフグループホールディングスは、2024年6月に24店舗で従業員による仮買取や手持ちの在庫確保が行われ、約7,000万円の不正が認められたと発表しました。

取引をシステムに記録したり、購入の上限や数量を水増して現金を着服していました。

この不正を隠すために、在庫の不適切な計上の検討も行われていました。

ブックオフは特別調査委員会を設置し、詳細な事実確認や原因分析を行っています。

また、調査を拡大し、全従業員に対してアンケートを実施し、他にも同様の不正がないか確認予定です。

よく、値段が付かない要らないものをお店側に引き取ってもらう「0円買取」がありますが、0円で買取った物を値段をつけてお店で販売していたこともあったようです。

この不正が利用者からの不信を招き、業績に影響が出て閉店ラッシュになってしまったのでしょうか?

では、ブックオフの業績を見ていきましょう。

ブックオフの業績は?

ブックオフの売上は好調で、2024年の第2四半期には、国内ブックオフ事業の売上高が467億円、経常利益が17億円となり、増収益を記録しています。

商品の売上が成長を牽引しており、第2予想で今後同期比123%という勢いで伸びました。

さらに、ブックオフの主力事業である「国内ブックオフ事業」「プレミアムサービス事業」「海外事業」の3つが好調で、ECサイト「rehello」の売上高は前年比137%、海外事業も過去年度の出店が売上に貢献しています。

国内の店舗においては、アパレル、貴金属・時計・ブランドバッグ、トレーディングカード・ホビー等の売上高を伸ばしており、トレーディングカード・ホビーの構成比は全体の2割に迫っています。

ブックオフの業績は良いようなので業績悪化での閉店ではなさそうですね。

なぜ閉店ラッシュするのか?

不正買取についてはまだ調査中ということで解決はしていませんが、その影響は少なく、今の中古市場の拡大の影響なのか業績も良さそうです。

ではなぜ閉店ラッシュが続くのか?

ブックオフの閉店ラッシュは、収益不振ではなく、当面の時代の変化に適応するための再調整です。

ブックオフはオンラインとの連携を強化し、自社ECサイトでの販売や買取を慎重化させています。

また、アパレルや家電などの取り扱いを拡大して、オンラインでのサービスに力を入れてるため、一部店舗の整理が行われているようです。

今後のブックオフの店舗について

当面では、ブックオフが完全に店舗を持たなくなる予定はありません。

なお、ブックオフはオンラインサービスやECサイトの強化に力を入れているため、デジタルシフトが進んでいることは確かです。

ネットでの販売・買取、アプリ会員の活性化、オンラインでの買取サービスを強化を進めているため、店舗の役割は変化する可能性があります。

引き続き、新規店舗の出店も継続しております、「BOOKOFF」「BOOKOFF PLUS」などの新店舗や、エンタメ要素を取り入れた新パッケージ「あそビバ」なども展開しております。

これからも、ブックオフは店舗とオンラインを両立しながら、今後も事業展開を進める方針と見られます

まとめ

今回はブックオフの閉店ラッシュの原因についてご紹介しました。

自社のECサイトでのネット販売に力をいれるための店舗の縮小だったようですね。

不正買取問題についても、特別調査委員会が詳細な調査を行い原因分析を進めているため、今後のガバナンスや再発防止策の徹底が期待されます。

休日にふらっと立ち寄ったブックオフに自分の探している「お宝」を探すのも楽しかったですが、今はやはり効率重視なようで、ネットで在庫を確認できたり、欲しい物だけを探したりする方が好まれる傾向にあるようです。

時代の変化と共に形態も変化してくれるのはとてもありがたいですよね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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