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2024年月9夏ドラマ、目黒蓮が主演で話題になっている「海のはじまり」。
「海のはじまり」は社会現象を巻き起こした、2022年秋ドラマの「silent」の脚本家の生方美久さんと演出家のAOIPro.風間太樹さんが再びタッグを組んだ作品です。
話題にはなっているけど見てみようか悩んでいるあなたに、今回は一話のあらすじをご紹介します。
ネタバレを含みますのでご注意ください!
海のはじまりの登場人物
まず、「海のはじまり」のメインキャストの紹介をします。
様々な過去を持っている魅力的な登場人物たちが物語を展開していきます。
主人公 月岡 夏(目黒 蓮)
都内の印刷会社で働く28歳の青年。
3歳の時に両親が離婚し、その後母親は再婚し義理の父親と義父の連れ子の3歳下の弟と一緒に住んでいました。
大学への進学を期にアパートで一人暮らしを始めます。
大学での新入生歓迎会の場で南雲水季と出会い、二人は徐々に惹かれあい恋人になりました。
しかし、就職活動を迎えようとしたある日突然彼女から別れを切り出されそのまま二人は破局。
その後、百瀬弥生と交際スタート。
百瀬 弥生(有村 架純)
化粧品メーカーで働く月岡夏の恋人。
真面目で几帳面な性格で面倒見がよく、人の心に寄り添うことのできる優しい女性。
夏とは付き合って3年になり、結婚も考えています。
南雲 水季(古川 琴音)
夏の大学時代の恋人。
マイペースで人懐っこく掴みどころのない女性。
大学2年生の時に夏との間に子供ができ、夏の将来を思い中絶を決断するが夏には伝えず子供を出産。
しかし、その後子供を遺し病死。
南雲 海(泉谷 星奈)
夏と水季の娘。
6年間父親と会うことはありませんでした。
水季の葬式にて夏と出会います。
1話のあらすじ
「海のはじまり」は”親子の愛”をテーマにした、ヒューマンドラマです。
このドラマでは親になるということ、子供を愛するという事、人を愛するという事を考えさせられるような内容になっています。
物語のはじまり
ある日、月岡夏と百瀬弥生は仕事終わりに夕食を食べながら夏休みの予定を立てていました。
突然夏のスマホに電話が鳴りました。それは元恋人の南雲水季の訃報でした。
翌朝、夏は喪服を取りに実家に戻り、父から黒いネクタイを借り水季の葬儀へと参列。
夏と水季の出会いと別れ
夏と水季は同じ大学に通う同級生でした。
新入生歓迎会の時に、夏は一人で部屋の外で具合が悪そうにしている水季に声を掛けます。
しかし、彼女は場に飽きたのかスマホゲームをしていただけでどこか気まずい空気が流れます。
空気に耐え切れなくなった夏はその場を後にしようとしますが、水季が「あ、何年生ですか?」と夏に問いかけます。
同級生だとわかると、彼女の言動は少し砕けたものになり、よそよそしかった空気がだんだんと打ち解けていくようになります。
マイペースで人懐っこい笑顔ではっきりと自分の意見を言う水季に夏は惹かれていくようになります。
そんな二人は徐々に惹かれあい交際を始めます。
そして、就活活動が始まった大学2年生の時に水季は夏に中絶の同意書に署名してほしいと紙を渡します。
「夏君は堕ろすことも、産むこともできないんだよ。私が決めていいよね。」
その言葉に夏は何も言うことができず、震えながら署名することしかできませんでした。
水季は夏の将来を邪魔したくないと思いから涙ながら中絶を選ぼうとします。
水季はその後大学を辞め、電話で夏に別れを告げました。
「夏君より好きな人できちゃった。その人のこと夏君より好きで、ずっと一緒にいたいんだよね、夏君よりずっと。」
その人はまだ水季のお腹の中にいる海のことでした。
水季は夏に中絶していないことを黙って、自分ひとりで育てる決意をしていました。
その後、夏は水季と会うことは一度もありませんでした。
夏と海の出会い
夏はお焼香の列で棺の中をじっと見つめている女の子に目を止める。
一緒に参列していた同級生に、その女の子が亡くなった水季の娘「海」だということ聞き驚く夏。
もし、あの時中絶していなければ…同じくらいの年齢かと夏は思考を巡らします。
その後、待合のロビーで一人で待つ海に夏は話しかけます。
夏は海に問いかけます。
「お父さん、いないよね。ごめん。」
同級生にシングルマザーだと聞かされていたのに思わず、父親のことをきいてしまい謝る夏。
「いるよ。いるって言ってた、ママが。」
その言葉を否定するかのように、親族の女性とその夫が海ちゃんにはお父さんがいないから、おばあちゃんの家でお世話してもらうしかないと話しています。
「かわいそうに。」
そんな言葉が次々と聞こえてきて、海の笑顔はみるみる曇ります。
その言葉が聞こえなくなるように夏は海にイヤホンを渡し、昔の水季の動画を流します。
夏と海の真実
その後、水季の母、朱音に話しかけられ、夏が海の父親であることを打ち明けられます。
「気づきませんでした?あの年の子ですよ。」
あかねの鋭い視線が突き刺さる。
疑念が確信へと変わり呆然とする夏。
「そういうのないですよね。海の父親やりたいとか思わないですよね。」
混乱する夏は朱音の問いに何も答えることができませんでした。
放心状態の夏に海が名前を呼びかけます。
その呼ぶ声と姿がかつての水季の笑顔で手を振る姿と重なりました。
夏の後悔と海の訪問
アパートに戻ると、心配した弥生が玄関で待っていました。
「一人だとどうにかなりそうだった。」
弥生は夏の話を静かに聞き、涙を浮かべる夏を優しく抱きしめました。
夏は弥生に海のことを話すことはできませんでした。
次の日、海が夏のアパートに一人でやってきました。
そして海は夏に問いかけます。
「ママ、終わったの?ママ終わっちゃったの?」
「夏君、海のパパでしょ?夏君のパパいつ始まるの?」
真摯な瞳で見つめる海と黙る夏で一話は終了します。
まとめ
今回は「海のはじまり」の1話のあらすじを紹介しました。
登場人物の過去は話が進むとどんどん明かされていきます。
水季が中絶を踏みとどまった理由、夏と海の関係性など、それぞれの感情の変化や過程を追っていくこともこのドラマの見所です。
一話では、夏が周りに振り回されている印象を受けましたが、物語が進む中で自分の意志で決断していくことができるようになるのか楽しみですね。
ぜひこの機会にドラマを見てみるのはいかがでしょう。
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